パジャマ人間

日常の思考や嗜好やなにかの感想など

シドニィ・シェルダン『顔』上巻・下巻(超訳 天馬龍行)

精神分析医のジャド・スティーブンスの患者である、ジョン・ハンソンが殺された。さらに、ジャドのクリニックの受付をしていたキャロル・ロバーツが酷い拷問をされた後に殺された。事件の捜査にあたったマックグレビー警部補は、過去、相棒を殺した犯人の精…

捨てられないチケット

美術館等へ行った際のチケットを、すぐには捨てずに取っておく癖があります。 こちらが昨年と言わず、その少し前あたりからの私の行った催し物のチケット。 どれも素敵で楽しかったです。 左下、夏目漱石展では、夏目漱石のデスマスクが存在することを初めて…

赤川次郎『ホームタウンの事件簿』

ねえ、知ってる? “情報通”の笠井京子は帰宅したばかりの夫に話しかける。お隣に越してきた人たち、ちょっと変なのよ。 悪意のない噂が噂を呼び、ご近所をかけめぐる――。集合住宅の隣人同士をめぐる、ささやかでちょっと怖い事件を描いた傑作短編集。 「私語…

誰にも言えない趣味

お元気ですか? 私は元気です。 唐突ですが、私には誰にも言えない趣味があります。このブログも誰にも言えない趣味ではあるのですが、もうひとつあって、それは小説を書くことです。 小説自体は、小学生の頃から何かしら書こうとはしていましたが、しかし私…

映画『この世界のさらにいくつもの片隅に』(監督:片渕須直)

映画『この世界の片隅に』では省かれていた、リンさんとすずさん、テルさんとすずさん、そして周作さんとリンさんのエピソードを『この世界の片隅に』に追加して完成させたもの。 のんきでおおらかで鈍そうなすずさんも、もしかしたら、そういう自分を演じて…

赤川次郎『群青色のカンバス』

杉原爽香、十六歳の夏。 高校生になった爽香は、ブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。親友の今日子やBFの明男も一緒で、楽しい夏休みになるはずだったが、好奇心少女のまわりには危険がいっぱい。謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香…

映画『ドクター・スリープ』(監督:マイク・フラナガン)

※中途半端にネタバレあり。ストーリーの結末には触れていませんが、重要な部分に予告なく普通に触れていますので、そういう情報を目にしたくないという方は閲覧をご遠慮ください。 『シャイニング』の40年後。 あのイカした三輪車でホテル内を走り回っていた…

忘れられた写真たち(11)

今年の夏ごろに撮った缶コーヒーのパッケージ。 アムロ&セーラさん、シャア&ララァの二種。 全2種 シャア缶をこの目でちゃんと見たくて、いつもはブラックコーヒー派なのに、あまり好きではない微糖を我慢して飲んでいた。 そんなわけで一日一度(と決めて…

映画『屍人荘の殺人』(監督:木村ひさし)

※中途半端にネタバレあり。ストーリーの結末には触れていませんが、重要な部分に予告なく普通に触れていますので、そういう情報を目にしたくないという方は閲覧をご遠慮ください。 神紅大学ミステリ愛好会の会長、明智恭介と、その助手の葉村譲(主人公)は…

つづ井『腐女子のつづ井さん』全3巻

『腐女子のつづ井さん』の続編、『裸一貫!つづ井さん』が発売され、それを電子書籍で購入してしまったため、紙の本ですでに全巻持っていた『腐女子のつづ井さん』も、この機会に電子書籍のほうでも購入。自分でもなにをやっているのかわからないけど、これ…

赤川次郎『若草色のポシェット』

杉原爽香、十五歳の秋――それは、親友の死ではじまった。 「学校で会いたいな」土曜の深夜、爽香が受けた電話は、行方不明中の親友・松井久代からだった。学校へ急行した爽香は、教室で久代の死体を発見する。首に、紐が食い込んだような跡が残る死体の近くに…

映画『アス』(監督:ジョーダン・ピール)

『アス』は下記のようなテロップで始まる。 米国本土の地下には 数千キロメートルのトンネルがある アディは、夫と子どもたち(姉弟)と共にサンタクルーズの別荘で夏休みを過ごす。 アディは幼い頃、サンタクルーズに住んでおりサンタクルーズ遊園地に家族…

さくら剛『俺は絶対探偵に向いてない』

25歳の伊藤たけしは、働いていた海苔工場を辞めて以降、一年間働かず、就職活動もせず、優しい父親と多忙で家にあまりいない母親に甘えずるずると快適なニート生活を続けていた。しかし、しびれを切らした父親がたけしとは正反対な性格の兄を実家に呼び寄せ…

十年以上使用した消しゴム

会社の備品の消しゴムを、入社以来十年以上は使用している。 なので最近、消しゴムはすっかり小さくなってしまい消しにくくなった。 同じタイプの未使用品と共に もう新しい消しゴムをおろしていい頃合いでしょうよ、と未使用品を確保したが、なんとなくまだ…

東野圭吾『希望の糸』

加賀恭一郎シリーズ。今回、メインで捜査にあたるのは、加賀の従弟で加賀と同じく捜査一課の刑事である松宮脩平。 とある夫婦の子ども(姉と弟)が、震災により亡くなり、悲嘆に暮れた夫婦が新たな子どもを望むところから物語は始まる。 それから十何年後。…

映画『IT/イット THE END』(監督:アンディ・ムスキエティ)

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のルーザーズ・クラブの面々は大人になり、デリーから出てそれぞれの生活を送っていた。当時の記憶が薄れていることを不思議に思いつつ、デリーでまた連続児童失踪事件が起こったことをきっかけに、27年後の現在、…

とある遊歩道にて

よく晴れた休日、とある施設のとある遊歩道を歩いてみた。 苔むした美しい道 なんて危険な遊歩道なんだ 壊れた巣箱発見 まるで絵本の中のよう ばいばーい 自分のシルエットが、とても「ズドーン」としているのがちょっとショック。 パジャマ人間

アストリッド・リンドグレーン『やかまし村の子どもたち』(石井登志子訳)

『やかまし村の子どもたち』は、やかまし村という自然豊かな田舎で暮らす子どもたちの、楽しい日常を描いた児童向けの小説である。 小学生のときに、好きで読んでいた。図書館に新装版が入っていたので、懐かしくなって借りてみた。 今回読んだのは、イング…

現在は手元にない懐かしい漫画を全くのうろ覚えで軽率に紹介してみる

思い付いた順。 あらすじなどはすべてうろ覚えなので、話半分に読んでいただきたい。 荻野真『小類人』 「ちゃいるど」と読む。「ちっちゃい」の「ちゃい」だった。なんか、昔からずーっといる、ずっと子どもの姿の、そういう人類の種類だったのかな。最終的…

小沢真理『苺田さんの話』全6巻

デザイナーを目指し専門学校に通う、一人暮らしの天然で美青年の臼井衣温(イオン)は、ある日ベッドの下で覚えのないリナちゃん人形を見つける。そのリナちゃん人形は動いて喋りはじめた。彼女(彼?)は地球外生命体で、いつの間にかこの地球のこの部屋に…

はじめてのデパコス

私のはじめてのデパートコスメは、エスティローダーのピュアカラークリスタルシアーリップスティック01(クリスタルベビークリーム)であった。 何年か前に友人がプレゼントしてくれたもので、キャップに私の名前が入っていた。 友人もおそろいで自分のもの…

工藤直子『ともだちは海のにおい』

以前、『ともだちは緑のにおい』の感想を書いた。 pajama.hateblo.jp こちらの『ともだちは海のにおい』は『ともだちは緑のにおい』より先に出版されていた姉妹本である。小学生の私は、『ともだちは緑のにおい』から先に読んでいたので、大人になった私もそ…

さよなら目薬

目薬の使用期限は、開封後だいたい一ヶ月とか言われているが、使い切れたためしがない。 こちら、セーラームーンコラボの目薬。 使用期限を無視して結構使っていたが、ここ数ヶ月ははさすがに使用を控えており、ポーチに入れっぱなしになっていた。 かわいい…

小坂理絵『とんでもナイト』全3巻

フツーに恋愛したい女子高生、屋敷カンナ。だけど、超過保護なパパが、娘に男をちかづけまいと、ボディーガードロボットをつくっちゃったの!!大ヒットのロボットコメディー。 『とんでもナイト』1巻裏表紙より 元気で心優しい女子高生カンナと、カンナと接…

不安の詰め合わせ

夢日記。 美容院を予約したのを忘れていて、慌てて渋谷の美容院へ行く。どうも私は東京に来ているらしい。 髪をしてもらう前に血液を抜かなくてはいけない(献血みたいな)。その管をつけたまま、待ち時間の間に用事を済まそうと自転車で外出する(管を付け…

映画『ポラロイド』(監督:ラース・クレヴバーグ)

ある女の子が友人と遊んでいたところ、ママの遺品の入った箱の中にポラロイドカメラを発見する。ママはそのポラロイドカメラをオークションで手に入れたらしい。箱の中には、亡くなる少し前のママの写真も入っていた。女の子は友人に、そのポラロイドカメラ…

工藤直子『ともだちは緑のにおい』

女の子が複数人登場し、ただただキャッキャウフフしている日常系アニメが好きである。 「空気系」ともいうらしい。先程ググっていて知った(空気系 - Wikipedia)。 最近でこそあまり観ていないが、以前はそういうアニメばかり観ていた。「お姉ちゃんは萌え…

必要ではないけれどかわいい「ひとつめちゃんとおきんちゃん」

ヒグチユウコ フギュアマスコット「ひとつめちゃんとおきんちゃん」をガチャで手に入れる。 「ニャンコとアノマロ」とか「こはる」とか「GUSTAVEくん(A・B)」とか、まあとにかく猫のかたちをしたフィギュアを狙っていたのだが、こればかりは仕方がない。 …

大好きな川野乃梨作品『がんばれ!男のコ』

川野乃梨先生は、コミック雑誌『りぼん』や『りぼんオリジナル』『りぼんびっくり大増刊号』などにおいて90年代あたりに活躍された漫画家さんである。 長い連載を持つような爆発的に人気な作家さんというわけではなかったが、川野先生の読み切り漫画やシリー…

大山淳子『あずかりやさん 彼女の青い鳥』

シリーズ三作目。 盲目の青年が営む「あずかりや」。一日100円でなんでもあずかってくれる不思議なお店に訪れる、人や物の物語。 『あずかりやさん』シリーズは、しゃべらない「物」や、あずかりやを訪れる人が語り手になることが多い。 「ねこふんじゃった…